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プラトンに挑む「民主主義3.0」

日本経済新聞
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コメント


注目のコメント

  • 米国カリフォルニア州弁護士(専門:移民法)

    この記事をピックして頂いて有難うございます。以前NPのインタビューで、ピンカー教授が啓蒙とポピュリズムのお話されていたので、そちらも参考になると思います。

    民主政治におけるトランプ政権が「幼稚なポピュリズム」という批判であれば、その逆の啓蒙思想(エンライトメント)の流れを受け継ぐ現代のリベラリズムは、上から目線のエリート主義、世間知らずの理想主義、偽善者の思い込みではないでしょうか。

    リベラリズムの問題は、かたや民主主義を提唱しながら、庶民がトランプ大統領を選んだら、それは間違っているという矛盾した理屈です。要するに、エリートが考える結果ありきの民主主義です。「自分たちが賢いから自分たちの言うことを聞いていれば間違いない」民主主義です。前回オバマ大統領に投票した庶民が、仕事を失って生活に困って、次の選挙でトランプ大統領に一票を投じることが、民主主義において問題であるならば、「庶民には判断する能力がない」という事になります。

    民主党は、次の選挙でトランプ大統領に勝てないかも知れないので、ロシアンゲート、ウクライナ疑惑、あげくのはてに弾劾訴追など、選挙をせずに大統領の職を奪う戦略に出ています。自分たちが正しいのであれば、正々堂々と選挙で戦えばよいのですが、庶民が信用できないから、それはやりたくない。要するに、民主主義といいながら、民主主義ではないのです。庶民に平等に一票を与えなくないエリート主義です。

    トランプ大統領が選挙に勝つかどうかが重要ではなく、この情報時代において「ポピュリズム」というようなレッテルで、選挙に勝った大統領を批判するところに、庶民を信用できないエリート主義者の焦りがにじみ出ていると思います。

    本来であれば、庶民がなぜトランプ大統領に投票をしたのか、庶民が困っている問題をきちんと精査するべきで、それをせずに「幼児化した指導者に刺激され、共鳴」した群衆として片付けるのが現代リベラリズムであれば、理論的にも崩壊しているだけでなく、モラル的にも崩壊しているかも知れません。

    どちらにしても、このテーマは重要だと思いますので、ピック頂いて有難うございます。

    以下ピンカー教授のNP記事でのコメントです。
    https://newspicks.com/news/4468104?ref=user_952336


  • badge
    日本医療政策機構 政策研究大学院大学

    西欧的な民主制度が従来の国家統治の目指す典型的モデルとされていた一方で、過去の数世紀は先進国による弱小や途上国の植民地化が世界の中心的動きだった。

    20世紀の後半はこれの支配されていた国が宗主国から、自立した民主制度を運用しながら国家として独立していくプロセスだったのだろうね。でも、まだまだそこへのいかない国家、地域もいくつもある。

    しかし最近では先進国でもちょっと「軽め」「変わった」トップの「経済」先進国がいくつも出てきている。いわゆるポピュリズムに動かされる民主制度ともいえるような動きだ。

    特にインターネットが広がるにつれ、個々の意見が広がられるようになり、タテから、ヨコ、組織から個々へ、と拡散するメッセージ、しかも双方向にに拡散し、個々が振り回される方向へ向いた社会の出現ともいえる。

    しかし、この記事にもあるようにそんなことはギリシャのプラトンが予測しているわけで、民主制度はいずれは「ポピュリズム」へ、そして「衆愚政治」といった道筋になりかねないのだ。

    これは人間のサガなのだね。生まれ、育ち、知識 Knowledge は増える。でも基本的には知恵 Wisdom は体験からしか得られないところに課題があるのだろうね。

    「知識」、つまりは例えばクイズに強くても、必ずしも「賢い」というわけではないということ。

    人間の成長にとっ、自分の「実体験」は極めて大事なのです、ということ。

    言ってみれは「Book Smart」ではなくて、「Street Smart」も大事です、ということ。

    そんな意見が出ているたのでピックさせていただいた。


  • アミタホールディングス

    うーむ、残念ながら庶民に公正な政治的判断を下す能力も意思もほとんどない気がします、古今東西。だからといって貴族政や僭主政のようにエリートにあるかといえばまた然りですが。

    民主主義とは人類が長年の経験で妥協的に編み出し選択した制度であって、絶対ではないし、そもそも各人が己の自由意思に従って合理的に投票するという前提がないと形骸化します。
    現状、その歪みが様々な場面で見受けられます。

    そもそも政治に何か多くを期待し過ぎること自体に問題があるように見えます。
    何か政治が現代の人々や社会に広く具体的にメリットをもたらすのでしょうか?綺麗事並べても結局パワーゲームだから限られたパイを喧嘩と権謀術数で奪い合うだけの必要悪なのではないのか。一国家を上回る程の民間企業も登場し、よっぽどそっちの方が確かに前向きに役立つ実感を持てるような気もします。

    私が短い4年間内外の大学で学んだ政治(やエリート)への見方は民主主義も含めて極めて悲観的で批判的なものです。ぽい説唱えても実態は子供の喧嘩に近いし、好き嫌いの世界そのものだし、何か進んでいるようで何も進まないし、フリーライダーがあまりに多く、どう考えても頑張るだけ無駄だからです。

    だからといっても、民主主義を棄てるのはバカです。それ以外に落ち着きのある選択肢が今のところないからです。
    人類は近代以降エリートでもバカでも金持ちでも乞食でも共に世界を歩むことを曲がりなりにも選びました。とりあえず付き合っていくしかありません。


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