医療大麻は本当に効くのか？ 緩和ケア医が解説。（大津秀一）

コメント

注目のコメント

• 平野 翔大

  Daddy Support協会 代表理事 産業医・産婦人科医・医療ジャーナリスト

  ・2020年01月12日

  なるほど、大麻については法的な事以外医学部で学ばないので、この様な発信は医師としても非常に勉強になります。
  
  そしてこの記事には医学的記事を読む際に重要な点が列挙されています。
  ・一つの論文で「この薬が効く」と判断することはできない
  →論文どころか「名医の一意見」ですら一般の方は確たるものとして受け取ってしまいますが、医学・統計学では数と再現性が正義なのです。一本の論文では決められません。
  ・「海外で○○だが、日本では××なのでそのまま当てはめることはできない」と断った上で海外データの記載をしている
  →大麻の話題も海外では有効利用されているのに！と言いますが、嗜好・依存性物質であるのは事実であり、麻薬含めその管理形態が異なる海外と日本を同列に並べるのはお門違いなのです。
  ・まだわからない事をきちんと記載している
  ・大麻推進派の論拠のうち過剰なもの（麻薬を貶めての下り）はしっかり指摘するものの、それ以外は今後の検証に任せる
  
  ぜひ非医療者であっても読み砕いて頂きたい記事です。
• ishibashi masaya

  病院

  ・2020年01月11日

  神経障害性疼痛や、痙性などに対する服薬として、論文が出てきていますが、まだまだ数も質も不足しており、コクランのレビューでは十分なエビデンスが確立されていないのが現状。