ボーイング、50億ドルのコストに直面か-737MAX操縦士訓練で
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航空機のパイロット育成は大変で、基本的に機種ごとにタイプレーティングと呼ばれる操縦ライセンスが必要です。ボーイング737MAXは、既存の737シリーズのライセンス保有のパイロットなら簡単なシミュレーター訓練で横転換出来るのがウリでした。シミュレーターだけで!?と思うかもしれませんが、現代の航空機シミュレーターは、筐体動くし加速度あるし画面はリアルだし操縦席は本物だし、体験すると分かりますが、本物の航空機です。しかも本物の航空機では再現しにくいエンジン火災や横風着陸など異常なシチュエーションを何度でも安全に繰り返し訓練できるので、もはや本物以上の便利さです。
操縦システムが変われば、当然、操縦士の訓練も必要になります。
航空機には、それぞれ癖があり、ボーイングとエアバスのようなメーカーで大きな違いがあるだけでなく、機種でも違いがあります。
ですので、国内でも機種毎に資格を取ります。
特に、737MAXのように墜落事故が起こり、システムを見直したということであれば、その挙動を把握するためにも、入念な検証と訓練が必要に思います。
ここまでとなると、ボーイングも737MAXを生産停止にし、既に納入されている737MAXを回収するかもしれません。素人考えなのだが、シミュレーターをMixed Reality(MR)で行うことはできないのだろうか?できる前提でもこんなにコストがかかるのだろうか?