殺害のイラン司令官、故郷で葬儀 数百万人参列、転倒で50人死亡
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アメリカが悪との報道がメインの中で、1つの視点を提供するならば、米軍が殺害したソレイマニ司令官が支援していたカタイブ・ヒズボラが11月と12月の2ヵ月間で、米軍施設とアメリカ大使館に対して何度も攻撃を仕掛けていたという事実が実際にBBCなどで報道されており、アメリカとしては自衛のためにやった、という見方ができます。
これ、放っておけばもっとアメリカの関係者が命を落とす可能性があったとするならば、それを防ごうとするのも国益に叶うとする見方だって筋は通ります。
個人的にはアメリカのやったことは許されることではありませんが、この司令官がやってきたことも国際法違反です。これをどう捉えるか、ですね。先ほど、WSJ英語版で、35人の死者が出ているとのプッシュ通知が来ました。
ソレイマニ司令官の葬儀は、各地で行われていますが、熱狂的な人気と見ることも出来ますが、反米トレンドがここまで強いとも言えると思います。
イスラム教が国家を支配している場合、正義、悪、善の認識が西側諸国とは、基本的には相容れないところがあります。
一方的に一方の価値観を否定していては平和は成立しないわけです。
アメリカがいう予防的殺害というのが、国際世論的に許されるのかどうか?ではないでしょうか?
アメリカの予防的殺害の判断基準は、イスラエルに寄っているように個人的には感じますが、殺害するリスクと殺害しないリスクを比較して、殺害するリスクの方が世界全体で大きければ、それはやはり間違っていた判断だと私は思います。
イギリス、ドイツ、フランス、国連と、両国に自制を求めるメッセージが出させていますが、今のところ、アメリカに肩入れしているというより、ニュートラルに感じます。