[シンガポール 7日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)は7日、店舗を持たないインターネット上の仮想銀行(デジタル銀行)の免許申請が21件あったと発表した。[nL3N25Q0YX]

内訳は7件がリテール業務、残りはホールセール業務の免許申請だった。

MASは、デジタル銀行の免許申請には様々な企業が強い関心を寄せていると説明。こうした企業には電子商取引企業、ハイテク・通信企業、フィンテック企業、金融機関が含まれるという。

中国のアリババグループ<BABA.N>傘下のアント・フィナンシャル、シンガポール・テレコム<STEL.SI>と配車サービス大手グラブの合弁会社のほか、多くのシンガポール企業がデジタル銀行の免許を申請している。