【ブロックチェーン×金融対談】増島雅和弁護士・LayerX福島良典氏「本命はオルタナ資産だ」(前)
CoinDesk Japan
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LayerXの福島さんとの対談記事の前編が公開されていました。
ブロックチェーンについてWhy Blockchain?が強く問われる傾向にある中で、ブロックチェーンを技術基盤とするセキュリティトークンについても「いったいこれをどう使うのか」ということが厳しく問われると思います。特に、その使い方として「既存の仕組みを壊すため」という回答は受入られる余地がありませんので、本来は望まれているものの現状の仕組みが届いていないところをこの仕組みが埋めていくというナラティブ(仮説)が必要と考えています。
あわせて、今年後半は中国によるブロックチェーン戦略と中央銀行デジタル通貨構想が大きく取りざたされたことに呼応して、ホールセール向けデジタル通貨についてもお話ししています(日本の中央銀行はデジタル通貨を自ら出すことは当面ないということを言っており、これをなぞっても全く面白くないので、直近でBISがペーパーを出しているホールセール型のデジタル通貨の話をさせてもらいました。)。年始特集第6弾の対談は、業界の第一人者として活躍される、森・濱田松本法律事務所の増島雅和弁護士とLayerX代表の福島さん。
ブロックチェーン技術の有用性が発揮される領域と、実用化に向けてのプロセス、法律の定義、既存プレイヤーの役割等、幅広い観点で説明いただきました。
特に、「資本アクセスの民主化」として位置付けられる新たな資金調達手法のSTOが、日本の国家戦略である世界に通用するユニコーン企業を創出することに繋がるというお話は、現在挙がっている様々なハードルを、時間がかかっても力を合わせて超えていくべきなのだと感じさせます。
明日公開予定の後編も要チェックです。