[30日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは30日、アルゼンチンの外貨建て長期格付けを「選択的債務不履行(SD)」から「CC」に引き上げると発表した。

アルゼンチン政府が同国の短期国債の返済を2020年8月末まで延期すると通告したことを受け、S&Pは20日に同国の外貨建て長期格付けを「SD」に引き下げたが、短期国債のデフォルトは実質的に「是正された」とした。

また今後数カ月内に公的債務の再編が必要とし、見通しは「ネガティブ」を維持した。