全国学力テスト 直前に過去問くり返し 子ども・教員に負担 継続か、廃止か、抽出式か（内田良）

コメント

注目のコメント

• 阿部 将敏

  公立中学校教諭→株式会社a.school 講師×設計

  ・2019年12月30日

  記事には書いていないが、全国学力・学習状況調査には教員に対してのメッセージが込められています。そのメッセージは、「こういう問題に対応できる力が、今の時代には求められていますよ」というものです。そのため、教員にとって全国学力・学習状況調査は、授業改善のための良き刺激だと捉えています。
  
  しかし、点数や順位の公表によって序列化が生まれることが事態をややこしくしています。
  
  全国学力・学習状況調査はその名の通り、調査が目的です。決して順位や点数を争う試験ではありません。この問題を良くできることに価値があるわけではなく、どこに課題や改善点があったかを発見できることに価値があるのです。
  
  調査の本来の目的に立ち返り、競争を生む試験対策等はなくしていく必要があると思います。
• 佐藤 裕幸

  CAP高等学院 代表

  ・2019年12月30日

  全国学力テストではないが、経年比較で得点が悪いと、模擬試験の対策をしてほしいと話が出ることも少なくない。
  
  確かに模試の成績が良ければ、今後の自信にも繋がるでしょう。
  しかし、生徒から「過去問が欲しい」とまで言われてしまうと、正直目的が変わってしまっていると言わざるを得ない。
  
  もともと模試自体が入試等の対策になっているので、仕方がないのかもしれませんが、特に全国学力テストと模試を同一視するのは、完全に意味の履き違えである。
• 山口 和智

  南山大学

  ・2019年12月31日

  いっそ時期をランダムにしてしまえば？
  そしたら、直前の対策はできなくなるし、いつ実施されてもいいように学力をあげることが必要になる
  
  あ、でも当日に今日やってくださいと言われても担任も困るか。一週間前の告知とかでも対策しちゃうか