[27日 ロイター] - ハワイ北部のカウアイ島で観光用のヘリコプターが墜落した。乗客・乗員7人のうち6人の遺体が発見されたが、1人が依然不明。警察は捜索を続けているが、生存の可能性はないとの見方を示した。

ヘリは26日夕に行方が分からなくなり、捜索の結果、27日に観光コースの終盤に予定されていたナ・パリ・コースト近くで機体の残骸が発見された。

警察によると、ヘリに乗っていたのは、操縦士と乗客6人。乗客は2組のグループでうち2人が子どもという。

米運輸安全委員会(NTSB)のデータによると、ハワイの観光ヘリの事故はこの5年間で少なくとも8件発生。9件目となる今回はこのなかで最も被害が大きい事故となった。