ナスダックにも上場した、中国発ラッキンコーヒーは中国全土を制覇するのか?
コメント
注目のコメント
ラッキンのビジネスモデルは、よく考えられているし「珈琲を手軽に飲みたい」という顧客をつかんで、第1弾は大成功しそうだ。
しかし会社がさらに発展し、競合に差別化するためには、次の壁の乗り越え方が重要になる。
例えば顧客拡大について言えば、珈琲は味覚のバリエーションが多い嗜好品なので、味にこだわる層は便利さだけでは継続しないで離れていく可能性がある。
また珈琲を飲まない人を顧客に引き入れていく必要があるので、例えば口コミの活用やイベントなどが必要になる。これはラッキンも考えていると思う。
ちなみに日本のコンビニの珈琲は、もともと弁当需要の顧客を取り込んでいるし、徐々に味のバリエーションが増えていて、かつ安く飲めるのでなかなか顧客は離れないと思う。今年の夏に上海に行った時に店舗に伺ってみましたが、
・イスはほとんどない
・内装は質素
一番印象的だったのは、お会計でお札を出したら「え…?!お札。。?!」という感じで裏の引き出しからごそごそとお釣りを出してきて、お会計に非常に時間がかかったことです。ほぼ電子マネーしか想定してないオペレーションを構築しています。この秋から外国人もWe Chat Payらが使えるようになりましたんので、外国人にも優しいお店になったのでしょうね。ラッキンコーヒーのビジネスモデルはしっかりと考えられている。
破壊的なイノベーションを起こしていきながら、しっかりと先を
見据えていると思われる。
ラッキンコーヒーはコーヒー屋さんなのか?
ラッキンコーヒーは、コーヒーを売ることで、何を得ているのか?
単なるコーヒーを買う消費者のデータを集めているだけではなく、
そこから先に繋がる顧客のインサイトに迫る程の消費パターン及びデータを収集していると考えられますね。
データを制する者が世界を制する。間違いない事実だと思います。