年収と「仕事の満足度」はほぼ無関係。昇給よりも幸福感が"60倍以上"も上昇する方法
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注目のコメント
「たとえば、もしあなたが百万長者だったとしても、周囲が億万長者ばかりだったら幸福度は上がりません。」
→まさにその通りで、日々の健康管理や睡眠の確保から得られる長期的な幸福度の方がよほど重要で、生活が維持できていれば給与水準は良しとしましょう「給料が多いか少ないかは、私たちの幸福や仕事の満足度とはほぼ関係がない」、「給料アップの効果は1年しか続かない」、「お金から得られる幸福は相対的に決まりやすい」
(@_@。フムフム
例えばあなたがA社に就職して、同期トップで仕事が出来ると認められ、将来を嘱望されて年間5百万円の給料を貰っていたとします。当然給料は同期の中でトップです。ある日、B社にいる友人と飲みに行ったら彼の給料は5.5百万円。ただし、B社の賃金水準はA社より高く、その友人は会社の中で出遅れて、認められてもいないし同期の中でも給料は低い方。そのときどっちの幸せ度が高いでしょう。多分あなたは友人をそれほど羨ましいとは思わないんじゃないいのかな (・・?
そのあなたも、ある日突然給料が5.2百万円に上がれば認められた感が得られて幸福度が更に上がるはず。ただし、上がった給料に慣れてしまえばやる気は次第に元に戻ります。
これは、有名なハーツバーグのモチベーション理論が示唆するところです。給料が低すぎて普通の生活に困窮するようだと不満が溜まりますが、生活する上で不満が出ない程度の収入があるなら、自分のパーソナリティー、自分の価値観に合う仕事を選ぶべき。そういう意味じゃ「数パーセントの幸福度を上げるためにあくせく働くのをやめて、最低限の衣食住を満たしたあとは空き時間を趣味に費やすというのもひとつの生き方」というのは分かります。
ただ、仕事は必ずしも苦役ではありません。“やるべきこと”と“やりたいこと”とが一致する仕事なら、どれほどあくせく働いて稼いでも、幸福感は落ちません。むしろどんどん上がるでしょう。そんな仕事が見つかるといいですね (^_-)-☆