いくら高学歴で頭が良くても、ベンチャー・スタートアップ企業は「普通の人」が働く先ではない。
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『「会社が何をしてくれるか」は、ほとんど気にしない。「欲しい物は自分で取ればいい」』という言葉が出てくるまでが長すぎるように感じる。最優秀層でなくても、それはあたりまえではないか。
ホリエモンも「ベンチャーに入ったけどブラックで疲弊する」という若者に「バカか!当たり前だ!嫌ならくんなよ!」と言い放っていたけど。何かしてもらえるという姿勢で「成り上がりショートカット」をベンチャーに求めて来るのは他人のふんどしで相撲を取っているだけなのでお門違い。自分で起業なさればいい。自分でリスクを取れないなら、大企業に守ってもらった方がいい。(資本力もあるしインパクトの大きい仕事ができるかも。)
あと稼ぐ効率だけを言えば、企業で出世よりフリーランスの方が良いというのはその通りで、個人的にもいっときは未満児がいて夕飯を一緒に食べながらでも、上場企業の同年代平均より効率はよかった。(が、1人だけ効率を上げても社会的に何も解決しないから、会社を作って同じ家庭責任を負う人も働きやすいリモートの会社をしてるんだけども。私個人の収入はフリーでやってたら得られたであろう額より減少したが、今は従業員の働きやすさ&定期昇給の維持向上が目標。スタートアップ的ではないけど、ベンチャーの端くれとして「働き方の当たり前に挑む」をやってることに意義を見出している。)
更に言えば、上場企業の役員以上の収入を得ながら、ちゃっかり家族と夕食を食べられている経営者もこの界隈では結構いて、収入と仕事しやすさの「トレードオフ」から確かに脱しちゃっている。記事に出てきた東大生みたいに親がそうだと、日本の大企業で偉くなった人の給料・不自由度を見るとげんなりするだろうし、親と同様の水準が当たり前という感覚を持つのは無理もないとおもうけど、反面、本人が偉い&自分もすぐにそれが出来ると勘違いしちゃいかんと思う。(私個人は、大企業で裁量を得るのは、大きなことができるという面で魅力を感じるけど。ここはお金だけではないからね。)
成り上がりショートカットなんてそうそう難しい。けど、本当に自分の力で獲得したい人・獲得できると自負できる人は、大企業の外に出たほうがいいのは確か。ただ、ここまでくると学歴は必ずしも関係なくなってくるように思う。そもそも高学歴でお勉強ができるからと言って、ビジネスもできると考えるのが間違いでしょうね。
まあ、ただそんな勘違いがあってもいいので、ベンチャー・スタートアップに学生が引き寄せられるのは決して悪い傾向ではありませんが。私が見てきた「最優秀層」は、
「私がうまくいかないのは、会社のせいだ」
とは言わない。
全く逆だ。
「会社がうまくいかないのは、自分のせいだ」
というのだ。