[東京 23日 ロイター] - 23日の東京株式市場で、防衛関連株の一角がしっかり。石川製作所<6208.T>は一時7%超上昇し年初来高値を更新した。北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)が22日、金正恩朝鮮労働党委員長が、軍事力強化に向け党の中央軍事委員会拡大会議を開催したと伝え、地政学リスクの高まりに対する思惑が出ているもよう。豊和工業<6203.T>やジャスダック市場上場の細谷火工<4274.T>なども買われている。

KCNAは、国防力の決定的な改善のための重要課題や自衛のための国防力発展に関する核心的問題を討議したと報じた。北朝鮮は米国との非核化交渉で、年末が交渉期限だと一方的に主張している。