マイナス金利は｢住宅バブル｣を起こす大失策だ - 欧州で広がる脱マイナス金利の動き

コメント

注目のコメント

• 清水 誠

  東京国際大学 教授

  ・2019年12月23日

  また銀行関係者からのマイナス金利政策へのネガティヴキャンペーンで辟易だ。日本経済が回復しないからマイナス金利に踏み込んだのであり、地方銀行の経営はそれ以前から景気低迷で悪化している。マイナス金利のせいではないし、たった0.1%マイナスへ金利を下げたところで影響など殆どあるはずがない。地方銀行や金融機関一般には長短金利の利鞘が潰れる量的緩和の方が悪影響があるが、日銀オペに参加する大手は国債売買で高値で売り抜けられ都合がいい。スウェーデンは2018年はあまり経済が良くなかったのでマイナス金利離脱はやや意外だが、これまで日本経済より良かったので、日本より早く離脱すること自体は驚きではない。