2010年代、世界に最も影響を与えた映画10選 | キーワードは“女性”、“人種”、そして“ネットフリックス”
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注目のコメント
2010年代は本当に、アメリカで映像化された製品は全て「多様性」を意識した作りだったと感じます。アメリカでいう多様性とは、「人種」、「性別」を主に、若干「場所」のこと。
白人若者〜中年男性+若い白人女性+都会という主流の構図が、今では人種も年齢も様々な俳優がこれでもかというほどとりあげられており、過去作品のリバイバルでは原作とは違う人種の人が必ず入るようになっています。
一般的にマイノリティーとされる人がディレクターであると、見た目で差別せず様々な人を採用するようになっています。(というか、マジョリティの監督は無意識のうちに自分と同様の人種を入れる)
面白いのが視聴者も多様性が出てきて、ネットフリックスでは新時代の構造を受け入れる層向けの映像も配信しながら、古い価値観の人用の作品(旧来の中年白人男性+若い女性)もあり、レンタル屋とは違い人目を気にせず自分が見たい作品を選べるようになった時代でもあります。
日本では、池上隼人でも半沢直樹シリーズだと中年中心の男性が活躍するのに、花咲舞シリーズは20代女性が主人公というアンバランス感。中山千里がギリ多様性を押していますが、日本は本当にまだまだかと。
一般的な男社会+若い女性の作品だけでなく、年齢高めのプロフェッショナルな女性が活躍するものが見たいなぁと個人的に思います。映画における2020年代のキーワードを予想すると、VR、ゲーム、サブスク。
新作映画は劇場か家(VR映画館やVR映画)を選ぶことが出来る。
映画のなかでは、自分で動いたりすることができるものが生まれる。
Netflixはもちろん、映画館のサブスクが生まれ、映画館の数は激減。
ついに映画は次のステージにいく、それが2020年代な気がする。