【久保建英】スペインに「開国」させた日本サッカー界の至宝
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久保建英選手のスペインでの活躍を見ていると、隔世の感があります。私が、スペインの大学に留学していた2005-06年は、大久保嘉人選手が同じくマジョルカで、孤軍奮闘して(苦しんで)いたのを思い出す。
この記事の筆者であるスペイン在住のサッカージャーナリストの木村さんも指摘しているように、やはり、スペインにおける日本人選手の評価を変えたのは、エイバルの乾貴士選手の活躍がすごく大きい。
そして、実力はもちろんのこと、乾選手の明るい性格は、スペインでも受け入れられやすい。スペインではサッカーの実力だけではダメなのが現実(特にスペイン語を話せないなら)。スペイン2部のウエスカ岡崎選手の活躍も、彼の性格がチームに受け入れられたように見えます。
スペインリーグで日本人がなぜ活躍できないのかーー。ずっと考えているテーマの答えが、久保選手の活躍でだんだん見えてきた気がする。日本人選手が欧州でプレーすること、というお題があるとすると、
①中田英寿氏が日本人の実質的な門戸を開き、そこから数々のプレーヤーが活躍するルートができた。
②ブンデスリーガを中心に多くの日本人選手がいぶし銀の役割を担った。香川選手、長谷部選手、内田選手。
③今は、欧州中に日本人選手がいる景色が当たり前になった。代表クラスでなくても欧州トップリーグには劣るけれどフランス、オランダ、ベルギーなどステップアップの道に多くの選手がいる。
欧州のトップクラブでコンスタントにキープレーヤーとして君臨し続けるレベルの選手は、まだ存在していない。もしかしたら久保選手がそうなって、その後に続く世代はそれを当たり前のものとして過ごして、第四の時代にシフトするかもしれない。勝手な妄想ですが、妄想させてもらえるだけでもありがたい。世間の期待を一身に背負う18歳。応援する側が意図せずとも、尋常でないプレッシャーがかかる状況下で結果を出し続けるのは至難の技ですが、遠くから応援させていただきます。笑