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西アフリカ、新共通通貨に移行へ フランス支配の名残と批判

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    アフリカビジネスパートナーズ

    誤解を生みやすい表現ですね。新しい通貨が登場したわけではありません。西アフリカ8カ国は「CFAフラン」という名の共通通貨を使っていますが、この名前を「ECO」に変更するだけです。

    ECOという名前になったのは、ECOWASという、この8カ国にナイジェリアなどを加えた西アフリカ15カ国の経済共同体が、ECOという新共通通貨の導入を検討しているため、将来的な統合を考えてです。ナイジェリアはフランスの影響排除を条件としていたので、一歩ECOWASのECO通貨の導入に近づいたとは言えます。ただ、ECOの導入には他の山積みの課題があるので(そもそもECOの導入は20年以上前から議論されている)、今回の名称変更が即ECOWAS共通通貨の誕生につながるものではありません。

    CFAフラン、来年からECOと呼ばれる共通通貨は、昔はフランに、いまはユーロに為替が固定的に連動しており、さらにいつでもCFAフランはユーロに換金できるようになっています。よって、仏中央銀行に外貨準備金を置いておく必要がありました。この仕組みは、西アフリカ8カ国にとって、通貨の安定やユーロ圏での金融サービス利用に多いに役立ってきました。今回、ユーロペッグは変更しないが、外貨準備高ルールはなくなりました。ユーロ連動は続くわけですから、実際にどれくらいの準備金が引き上げることができるのかは不明です。

    CFAフランはその経緯などから、過去の植民地主義のあらわれだと捉えられることが多く、少しずつでも通貨と為替の自由を取り戻すことは、西アフリカの人々にとって心情的に望ましく捉えられるでしょう。ただ、経済にとってのメリット・デメリットはまた別です。

    マクロン仏大統領は、就任後から、過去の植民地主義の清算とみられるような発言があり、今回共通通貨の発表と同じタイミングで「フランスの植民地政策は大きな間違いだった」と発言しています。パフォーマンスだという批判もありますね。


  • ワシントン大学政治学部 ワシントン大学政治学部博士課程在籍

    外貨準備預金の50%をフランス国庫に納めるということは、ある種、強制タンス預金をさせらていることになりますので、経済的には反対している理由がよくわかります。
    また、ECOに移行した場合、旧宗主国がイギリスの国(ガーナやナイジェリア)も参加することを検討しているようですので(①)、かなり大きな経済圏が単一通貨(さらにいうとユーロに)を目指すことになります。ユーロをみていると、単一通貨のデメリットが大きくなっているような面もありますので、今後の議論に注目しています。


    ①Wikipedia情報ですが、現在の加盟国と今後の検討している国の地図
    http://bit.ly/2SlsIht


  • 独立系FP / プライベートバンキング 国際ファイナンシャルプランナー

    西アフリカに新共通通貨ECOが誕生するとのこと。ただし、新しいニュースではない。域内が不均衡な経済圏ではあるので、上手く移行できるかどうか。


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