雇用保険、育休給付を分離へ 厚労省が素案提示

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• 横田 響子

  コラボラボ（女性社長.net） 社長／お茶の水女子大学客員准教授

  ・2019年12月22日

  雇用保険は失業給付や傷病手当、育休、職業訓練給付金などが給付内容となります。
  育休給付が増え続け失業給付を逆転する見込みとのこと。
  失業率が昨今低下している関係もありますが経済状況が悪化時を踏まえた素案が議論の背景。
  
  職業訓練給付金も支給対象が拡大され、雇用類似（みなし雇用の個人事業）という働き方が増え、副業解禁の流れもある。
  また個人事業主化の加速を考えると育休手当が雇用される側の特権にも見える。
  
  雇用保険の見直しは再度、労働市場のグランドデザインのもと進めた方がよい。