トランプ大統領弾劾訴追へ 米下院で審議始まる、史上3人目
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Today, the US will impeach our President for only the 3rd time in history. In a maximally polarized and, accordingly, delegitimized political environment.
It’s a terrible day for democracy.
〈コメント元記事〉
https://nbcnews.to/2PA7f2H共和党が上院を握っているので、大統領は職を奪われる事はありませんが、毎回、絶対にパーティーラインかと言うと、必ずしもそうではありません。ニクソン大統領は、ウォーターゲート事件で自ら辞職しましたが、間違いなく弾劾され、上院でも3分の2の決議で罷免されていたはずです。すなわち、ウォーターゲート事件レベルの犯罪であれば、罷免もあり、その手続きが憲法で保証されているわけです。
今回、民主党は事前調査でも、ウクライナ疑惑では犯罪の証拠がなく、弾劾しても上院で3分2の採決を取る事が出来ない事はわかっていた、にも関わらず弾劾採決したので、結局のところ世論操作であり、憲法手続きの政治的利用です。来年の選挙でトランプ大統領の再選にならないように。テレビで公聴会すれば、色々な証人が出てきて、トランプ大統領がいかに酷いかという事を証言するわけですから。リベラルメディアのCNNなんかは、毎日お祭り騒ぎでした。
ただ、世論が全然反応しなかったお粗末な結果になったわけです。これは主導した民主党のリベラル派が、いかに世論を理解していないかという証明だと思います。要するに、自分達の基準ではトランプ大統領が余りにも酷いので、反動で庶民がリベラルの意見に同調すると勘違いしたわけです。その勢いで弾劾したわけですが、景気も良いし、カナダ・メキシコとの貿易協定も再交渉してくれるし、しかも民主党も再交渉の結果に同意しているので、庶民的な感覚では、好き嫌いは別にしても、弾劾するレベルかという疑問が残ったはずです。選挙で選ばれた大統領の職を、民意なしに奪うレベルかという事です。
やはりリベラルの無茶苦茶な感覚には、一般の人々はついていけない、このままいけば、大統領選だけでなく、下院のマジョリティも危ないかも知れません。下院で審議が進んでいて、弾劾訴追は確実な情勢。
年明けから上院で弾劾裁判が始まります。
基本的には弾劾されないはずですし、そういう意味では無駄な訴追なのですが、来年11月に控える大統領選に向けてトランプ大統領にダメージを与える意図があるのだと思われます。
一方で民主党はまだ候補を一本化する段階でもなく、選挙の争点も明確ではありません。トランプ大統領としては弾劾訴追されてもサッサと終わらせて、米中協議や北朝鮮との合意をまとめ上げれば、まだまだ挽回のチャンスはありそうです。