【スシロー水留】我々は、「本物の寿司」を世界に広めたい

2019/12/20
日本独自の外食文化として知られる、回転ずし。東京オリンピックが開催される2020年は、世界中から外国人が集まり、都内の回転ずし屋には、たくさんの行列ができるだろう。
その回転ずし界でトップをひた走るのが「スシロー」を展開するスシローグローバルホールディングス(GHD)だ。
スシローGHDは2019年9月期の本決算で売り上げ、利益ともに創業来最高を更新し、好調を維持している。主力メニューのすしに加えて、タピオカドリンクやまぜそばなど、ユニークなメニューも評判だ。
ただし、2019年は、元気寿司との経営統合が白紙に戻るなど、必ずしもポジティブなニュースだけではなかった。
2019年をどう総括し、2020年以降の成長戦略を描くのか。スシローGHDの水留浩一CEOに「回転ずしの未来」を語ってもらった。
水留浩一(みずとめ・こういち)1968年生まれ。東京大学理学部卒。ローランドベルガー日本法人代表、企業再生支援機構常務取締役、日本航空取締役副社長、ワールド取締役専務を経て、2015年から(株)スシローグローバルホールディングス 代表取締役社長CEO

既存店「7%成長」の秘密