【キャッシュレス】これから日本で、ペイ戦争「第二幕」が始まる
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PayPayとLINE Payが経営統合によって1強多弱状況になると思いきや、そこにモバイル非接触決済が立ち塞がる。という予測をしてみました。そして東京五輪でキャッシュレスがさらに進むと。
みなさんのコメントを楽しみにしています。先進国の主流は、カード決済と非接触決済です。
しかし、どちらも端末を必要としています。
QR決済は端末不要なため、手軽に幅広く普及するという点に強みがあり、決済までの時間がかかるという弱みがありますが、決済事業者が手数料に恵まれないため、今のキャンペーン合戦を永遠に続けられず、その間にカードや非接触の端末が普及してしまい、終焉を迎えるでしょう。
その上で、これまで通り、高額決済はカードで、少額決済は非接触でということが確立すると思われます。
カードについては、デビット、プリペイド、クレジットがありますが、国内ではやはり圧倒的にクレジットですが、決済事業者が得られる加盟店手数料が下がっており、引き続き、ポイントを大盤振る舞いができなくなってくるため、デビットへの移行が強まる可能性があります。
非接触決済は、Suica、nanaco、WAON、Edy、ID、QUICPayがありますが、どれも母体の企業が大きく利便性も高いため、しばらく変わらず続くのではないかと思います。
その一方、VISAが推進する非接触決済のVISAタッチが広まる可能性は十分にあります。現在も少しずつカードに搭載されつつあり、また、端末も普及しつつありますが、浸透に時間がかかりそうなのが難点です。
これらの移行はすぐに起こるのではなく、およそ5年くらいかけて起こるのではないかと考ています。
経済産業省の担当は、今回政策で後押ししたQR決済が長く続くと考えていました。
政策できっかけを作るのは大切なことですが、結局、決済は利便性と経済合理性で決まるため、それがなければ徐々に廃れていくものです。一昨日『YOUは何しに日本へ?』を観てたら、いきものがかりの大ファンという韓国在住ドイツ人が、わざわざチケット代支払いのためだけに来日して、空港のセブンイレブンで発券して、滞在2時間で即座に帰って行きました。「日本で現金で支払わないと発券できなかったんだ」と言っていて、またコンサートの日に来日するそうです。この時代に馬鹿馬鹿しいシステムだと思いました。