アニメ産業の市場規模 過去最高更新 「海外展開」初の1兆円超
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ジャパニメーションの市場規模が拡大するのは結構な事だが、現場のアニメーターの平均年収が100万そこそこという現状はどうしようもない。若いアニメーター達は「アニメを創る」という夢を餌に、低賃金(セル画1枚100~200円!)で働かされる。この状況が改善されない限り(もう何十年も改善されていないが)、アニメの制作も他のアジア諸国に移っていくことになるだろう。「1兆円超万歳!」よりも業界に必要なのは危機感だ。
今年9月のリリース後にインターネット上でも一部話題となった、弊社アニメ担当による渾身の調査レポート(「アニメ制作業界動向調査」)は、以下をご参照下さい。
【参考】アニメ制作業界動向調査(2019年)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190903.html
2018年の平均収入高 前年比約8%の増加 ピーク時の8割超まで上昇
~ 収益力に課題、「赤字」割合は過去10年間で最大 ~アニメやゲームといったコンテンツをドンドン「質の高いソフト」として世界に輸出していって欲しい。
天気の子やスタジオジブリの作品は環境や社会といった世界的、普遍的なメッセージ性もあるところも深み繋がっていて、色々な年代・国籍のファン層を取り込めると思います。
Ishidaさんご指摘の文化資料の海外流出の記事については、アート全般的に言えることですが、芸術作品はは必ずしも自国にとどまるわけではなく、例えばモナリザはパリにあるしゴッホも世界中に散らばっています。
「流出」というよりも海外への「輸出」と考え、輸出産業を発展させるという発想の方が経済的なメリットだけではなく日本のアニメを広く普及させるという意味からも日本にとってプラスだと思います。
著作権や違法サイトの問題は残りますが。。。