中国で突如起こったゲノム編集ベビー騒動からもう1年。先輩記者のコラムです。 ゲノム編集を施された受精卵の補足データは、編集できた細胞とできなかった細胞が入り混じった「モザイク」状態であることを示していたそう。受精卵の段階でもしそれが分かっていたなら、子宮に戻すことを中止しても良かったはず。 あまりに問題がありすぎてどこから指摘していいか分からなくなる「臨床研究」でしたが、論文発表に至らなかったからこそ、こうして事実関係を取材によって解き明かしていくことが重要だと感じます。
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