熱帯びる「のれん」償却論、問われる日本の指導力
日本経済新聞
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注目のコメント
有形無形の設備投資も企業買収にともなうのれんも同じ「投資」です。
投資額は投資後にコツコツ稼ぐ収益で回収するもの。そして、きちんと回収できているのか見るべきが決算書。
本来、のれんも設備投資と同じように償却するのが理論的です。あたかも米国会計基準や国際会計基準が優れているかのように見られる向きもありますが、のれんの償却なんぞ気にせずとも豪快に大型買収ができることを望む米産業界、金融界がプレッシャーをかけて多分に場当たり的に決められたに過ぎません。
羹に懲りて膾を吹いている昨今の状況からこんな論点が盛り上がっています。