【新】日本の職場の最重点課題「オープネス」を解き明かそう

2019/12/13
まるで預言者のように、新しい時代のムーブメントを紹介する連載「The Prophet」。今回登場するのは、ご存じ「働き方のご意見番」こと、ワンキャリア最高戦略責任者の北野唯我氏だ。
『転職の思考法』(ダイヤモンド社)、『天才を殺す凡人』(日本経済新聞出版社)とベストセラーを連発し、著書累計30万部を突破した北野氏が、「今このタイミングで出すべき本」として、このたび刊行したのが『OPENNESS(オープネス) 職場の「空気」が結果を決める』(ダイヤモンド社)と『分断を生むエジソン』(講談社)。青と赤、まったくカラーの異なる2冊を同時刊行した意図とは……?
インタビュー第1回は、北野氏ならではの着眼点が冴える、新しい「組織の教科書」とも言うべき『OPENNESS 職場の「空気」が結果を決める』について聞いた。
北野唯我(きたの・ゆいが)
兵庫県出身。神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で勤務。その後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ワンキャリアに参画。執行役員として事業開発を経験し、現在同社の最高戦略責任者、子会社の代表取締役を兼務。テレビ番組や新聞、ビジネス誌などで「職業人生の設計」「組織戦略」の専門家としてコメントを寄せる。2019年5月から、840万件の社員・元社員のクチコミを見られるサイト「オープンワーク」のマーケティング戦略のサポートも担当している。著書に『転職の思考法』(ダイヤモンド社)『天才を殺す凡人』(日本経済新聞出版社)『分断を生むエジソン』(講談社)がある。

職場の空気が「見える」時代