[シドニー 11日 ロイター] - 南太平洋にあるパプアニューギニアのブーゲンビル自治州で行われたパプアからの独立か自治拡大かを問う住民投票で、投票委員会は11日、独立賛成が約98%の圧倒的多数になったと発表した。

ブーゲンビルでは独立派とパプア政府軍による内戦が1998年まで続いた。その後に結ばれた和平協定で住民投票の実施が決まっていた。

投票結果に基づき、ブーゲンビル自治政府とパプア政府は今後、将来の関係について交渉する見通し。交渉でまとめられるいかなる合意もパプア議会の承認を得る必要がある。