不登校の子どもに未だ「学校復帰」を目標とする「適応指導教室」－政策と現場が乖離する（学校）適応指導教室という実態 / ひみつ基地

コメント

注目のコメント

• 岩切 準

  認定NPO法人夢職人 理事長

  ・2019年12月11日

  不登校の子どもたちが16万人を超え、過去最高を更新し続けています。NPOなどの民間団体が設置しているフリースクールなどでのサポートも増えていますが、教育支援センター（適応指導教室）を設置している自治体も多くあります。
  
  不登校の子どもたちに対する支援のあり方として、文部科学省は、これまでに再三にわたって、子どもたちの「学校復帰」ではなく、「社会的な自立」を目指した支援を行なうように周知してきました。
  
  しかしながら、各自治体が設置している教育支援センター（適応指導教室）では、未だに「学校復帰」を目標とした運営が続いています。このような政策と現場（自治体）での理解が乖離している状況に警鐘を鳴らす必要があります。