投資家指針、ESGを明記へ 20年春改定で普及を後押し
コメント
注目のコメント
ESGにも、比較検討するための共通ベンチマークや評価指標が必要だと思います。
EUでは、気候変動金融ベンチマークに関する議論が進展しており、開示要件や最低技術要件など、ESG投資のルール形成が進められています。
http://ieei.or.jp/2019/11/takeuchi191121/
なお、ブルームバーグはESGのベンチマーク指数を設置しました。
https://sustainablejapan.jp/2019/09/23/bloomberg-equity-index/42396
ちなみに、EUでは銀行に対してESG・気候変動リスクを求めることが決まりました。
https://sustainablejapan.jp/2019/12/09/eba-sustainable-finance/44450
>資産運用会社は、環境への取り組みなどESGの要素を取り入れて投資先企業を評価する。格付け会社などが提供するESG評価やアナリストによる調査内容を参考にするが、評価内容などは定まっていない。運用成績に与える影響も見方が分かれており、今後の環境整備が重要になってくる。ESG関連事業のエコシステムが出来つつあり、こうなるのは潮流なのでしょう。しかしE、S、G間の優先順位はどうなのか。
私はG(企業統治)がしっかりしない企業が多い現状の改善が優先されるべきで、Gの一点突破でもまずは十分かと思います。そして、縮こまりながらEやSを訴求す
るよりも、収益力の抜本的な引き上げが日本企業全体の課題だと思います。ESGは当初欧米の機関投資家を中心に始まりましたが、日本にも浸透してきているようですね。ただしESGレーティングを決める指標自体がうまく機能していないと指摘する声もあります。
The Economist 記事参照
https://www.economist.com/finance-and-economics/2019/12/07/climate-change-has-made-esg-a-force-in-investing