[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、世界銀行が既に承認した中国への融資計画について、止めるよう求めた。

世界銀行は5日、中国に対し2025年6月まで、年間10億─15億ドルの低利融資計画を認めた。世銀は、向こう5年の融資規模について、それまでの5年の年間平均18億ドルから段階的に縮小させる計画だと説明している。

これに対してトランプ氏はツイッターに「なぜ中国に融資するのか?こんなことは可能なのか?中国には十分金がある。なければ中国は作り出すことができる。(融資計画を)止めろ!」と投稿した。

世界銀行はロイターへのメールで「中国への融資は速いペースで減っており、米国を含めた全ての出資国との合意の一環として今後も縮小する」とし、「国が豊かになれば融資も打ち切る」と説明した。