リスクをシェアする「P2P保険」本格展開へ、ITで保険業を変えるjustInCaseが約10億円調達
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スマホアプリで90秒で加入できることで、消費者のハードルを下げ、細かな不安に対して様々なミニ保険を提供。
スマホ故障盗難保険を安くする仕掛けとしてジャイロセンサーで丁寧に使っているか判定するとは面白い。
・人はスマホが壊れた・なくした時のコストやショックを覚えている
・壊れた時の悲しさをヘッジできるなら(期待値は管理費分高いが)月々少額での保険を希望する
・支払いがスマホアプリからすぐできるならハードルもないのでなおさら申し込みやすい
・保険料を安くできる可能性があるなら喜んで端末データを企業に提供する(=ジャイロセンサー)
広告利用など直接的にメリットがない事へのデータ提供にはシビアな中、メリットがある事にはユーザーは喜んでデータを提供する点を利用した取り組み。
ユーザーが増えれば、端末の利用データが貯まって新たなビジネスにつながるかも。
「わりかん保険」これは消費者の年齢性別毎のゾーン別に掛け金を集め、みなで支え合う設計が(営利だが)共済に似ている。
多めにもらっておき、余ったら還付する共済と違い、実際に発生した支払いをベースに翌月の支払いが決定するのも面白い。ここに出てくる"わりかん保険"というP2Pのグループ内保険システムは、アリババグループのアントフィナンシャルが開発した相互宝に基いています。グループ内で保険料を補い合ったり、無駄遣いを監視したりできます。アフターデジタルという書籍からこの仕組みを知った時は、その着眼点と実装スピードに驚きました。
日本も2020年に実験導入するそう。
中国では既に2年くらい前から導入されている。
日本は、中国の発想を3年遅れで真似する国に。パクリがなんとか言ってる場合じゃない。来年前半にP2P保険本格展開に向けて、10億円の調達を行ないました!
先週でjustInCaseは設立3年でした。
justInCase3周年感謝祭で使用したスライドショー:
https://speakerdeck.com/justincasepr/jic-3nian-jian-falseqi-ji-togan-xie