[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が7日に発表した11月末の外貨準備は、10月末より90億ドル減の3兆0960億ドルだった。

ロイターがまとめたエコノミスト調査では、40億ドル減の3兆1010億ドルと予想されていた。

国内経済の減速や米国との貿易摩擦の激化にもかかわらず、中国の外貨準備は2018年終盤から徐々に増加してきた。資本規制や中国株式・債券に対する海外からの投資拡大が背景にある。

人民元は11月に対ドルで0.12%上昇したが、年初来では約2.3%安となっている。

金準備は10月末時点の946億5000万ドルから914億7000万ドルに減少した。

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