トランプ発言の適切さの是非はともあれ、いまだに世界銀行が中国に対して「開発途上国向け低利融資」を行うことについては違和感がある。 世銀としてみれば、従来から1人当たり国民所得を途上国の線引きに用いており、中国は「上位中所得国」(12,235ドル以下;中国は1万ドル以下)で、機械的に融資対象となる。 アフリカ諸国の負債問題を惹起する「経済大国」だけに、開発途上国向け支援の物差しを見直す余地はあるのではないか。
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