[東京 3日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の109.13/15円。

ドルは前日、半年ぶり高値109.73円から108.92円まで急落したが、きょう午前の取引では下げ渋りとなった。

仲値にかけて実需の買いで109.15円まで上昇し、その後弱含んだものの、正午にかけて再び上昇した。

前日のドル急落にもかかわらずファンドなどの海外投機筋は「まだしぶとくドルロングを持っている」(外国銀)とされ、彼らの粘り強さがドルの下げ渋りの背景にあるとみられる。

この日は、日本、中国、香港と株価が下落しているが、米長期金利は下げ止まっているため、ドルにはサポート材料となった。