[ロンドン 2日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した11月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.9と、前月の49.6から低下した。

速報値は48.3だった。好不況の分かれ目となる50を7カ月連続で下回った。2009年以降で最長の記録となる。

内訳では、雇用指数が46.8と、前月の47.1から低下。2012年以降で最低となった。

IHSマークイットのディレクター、ロブ・ドブソン氏は「11月の製造業は苦境に陥った。欧州連合(EU)離脱のさらなる延期で不透明感が増したことに加え、総選挙を控え停滞感が強まった」と述べた。

在庫の削減ペースは2018年6月以降で最大。需要全体の重しとなった。