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パリへの道をトラクターで封鎖、農家が政府の政策に抗議 フランス

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注目のコメント

  • 荻生 泰之
    EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング パートナー

    これは農家の方たちの環境や気持ちを、政治家が理解しないことに問題があると思います。

    農家の方と話すと多くの方が話すのは、「みんなに食べ物を届けたい」です。
    戦争を経験した国では必ずと言っていいほど、食べ物が枯渇した時期があります。
    戦争を嫌うのはもちろんですが、農家の方として、食べ物を届けられないことはとても残念なことなのです。

    そもそも、食料の生産は1年や2年でできるものではなく、土作りも含めて、5年、10年かけて行うものですし、子孫へとバトンを渡していくものなのです。
    農家の方としては、歪な農業改革をされると、短期的に自身の生活に困るだけでなく、自分の子や孫が農業を続けられなくなることも危惧していたりします。
    これは日本でも起こっていることです。続けたくとも続けられないのです。

    人間は食料が無ければ生きていけません。そして、一度、農業をやめると中々元には戻りません。その時、戦争が起これば、たちまち、食糧難になるのです。
    政治家は食料のことをもっと考えて、政治に取り組んでほしいです。


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