世界的指揮者、マリス・ヤンソンスさんが死去 76歳
朝日新聞デジタル
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ヤンソンスが亡くなった。悲しいなぁ。76歳、普通にもまだ若いが、指揮者の世界ではまだ壮年期という年齢ということもあり、惜しい。
昨年のバイエルン放送交響楽団の来日公演を振る予定だったのだが、体調不良で代役に(車椅子で)メータが出てきて、それはそれで満身創痍の大変に素晴らしい『春の祭典』を聴かせてくれたが、ヤンソンスをみられなかったことが悔やまれる。結局生ではみられることはなかった。
数年前のニューイヤーコンサートでの、前歯をだしたヤンソンススマイルでポルカを指揮していた様子は記憶に新しい。2020のニューイヤーは同じくラトヴィア出身の愛弟子アンドリス・ネルソンスの初登板。同郷の師匠に捧げるタクトになるだろう、合掌。嘘だといってほしい…、最も好きな指揮者の一人。一度だけロイヤルコンセルトヘボウとの来日公演聴いたことあるけど、本当に音が生きていて贅沢な時間でした。終演後、楽屋訪問に行くラトルの姿も見かけたりして大物同士仲良いんかな〜などと思ったのも懐かしい。ご冥福を祈るばかり。