地球が「臨界点」超える危険性、気候科学者が警鐘(ナショナル ジオグラフィック日本版)
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注目のコメント
ちなみに縄文時代は今より10℃弱高かった。
従って「人類滅亡の危機」とかではなく「文明の危機」。
縄文時代は温室効果ガスの話というより「太陽の機嫌には敵わない」という話。
だから50年後、100年後の太陽の機嫌がどうか?という問題の前には、「地球の温室効果ガスが云々」の問題は非常にちっぽけとも言える。
とはいえ、地球は確かに温室効果ガスが主因で温暖化している。
これを解消する方法は概ね2つに大分されると思う。
1.とにかく消費を控える。エネルギー消費も控える。
2.イノベーションによって乗り越える。
どちらかと言えば、グレタ女史の主張は1.に見える。
これは、過去の我々の先祖がイノベーションを積み重ねてきた事によって、現代の我々が、先進国であればそれ程飢えず、死傷しなくなってきたという具合に快適な暮らしとなってきたことを否定する事に等しい。
なぜなら、ここで我々が1.を選択すれば、将来の子孫は本来得ている「何等かの解決策」を失ってしまうためだ。
今の生活は「過去の祖先からのギフト」という感覚がごっそり抜け落ちていると指摘せざるを得ない。
仮に1.を選択した後、冒頭で述べた「太陽の機嫌」が変わっても、なんせ「過去に戻っている」のだから対処できない。
実施するべきは、2.であろう。
現在のエネルギー消費構成を考えれば、二酸化炭素や水蒸気の排出量の増加速度を少しだけ緩やかにする事はできても、削減する事はできない。
従って、「二酸化炭素を吸収」「水蒸気を吸収」のためにエネルギーを使うのはナンセンスと言える(仮に太陽光や風力等の電力を使ったとしても、これらの機器が相当に単純なものでない限り、生産するための膨大なエネルギーが必要となる)。
私は「温室効果ガス」の削減に躍起になるのではなく、「地上のエントロピー」の視点で検討するべきではないかと思う。
例えば、太陽光から得たエネルギーを電気に変換するのではなく、そのまま熱力学エネルギーで保存して利用するようなインフラを構成すれば良いのではないかと考える。
一方で技術力開発が高度に進めば、太陽の機嫌にも対応できるようになっているだろう。1日2ドル未満で生活する人々は、世界の約10%
エネルギー消費はごく少ない生活をしながら、
自国の経済成長を願い、
先進国のような裕福な生活を夢見ている。
また、二酸化炭素排出量のほとんどは上位数十国で占められている。
そのうち、中国とインドの2国で世界人口の約4割を占める。
人の多さと経済発展は、二酸化炭素排出と密です。
これから裕福な生活を夢見る人々の将来を奪う権利はない。
それでも排出量を減らせという圧力が強くなればどうなるか。
人を減らせという結論に行きつき、
そのあと起こるのはジェノサイド。
そんな世界で良いのか、考えるべきです。
また記事の最後文章、
人々はデータに基づく本質的な議論より
1人のパフォーマンスで環境意識が高まるようです。つい先日亡くなった地球物理学者のホーキンス博士の警告
”地球は600年以内に火だるまになる”
は、大げさとは言えないと思います。
今成人の人は仕方ないとしても、子供、後世代に対する責任はあると思います。できるだけのことをやる必要があるでしょう。
希望のない世界。そういう雰囲気は少子化にも影響を与えていると思います。
もっとも、巨大噴火により、灰が成層圏をおおってしまい、氷河期になるという意見もあります。
人類は地球上で生きている生物である以上、環境に影響されるのは仕方ないと思います。もちろん、そう遠くない滅んでしまう可能性も決して低くはないでしょう。