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コメント
注目のコメント
八代先生、政代先生に限らず、登場した先生方の背景や、専門を理解していたら、とてもニュートラルに気をつけてインタビューに応じ、プロコンバランス良く思ったことをお話になったと推察できます。
実際に、記事中でも冷静に読めば、メインタイトルを絶対的に支持すること語っているわけではなく、個々人の経験や視点にとった貴重な意見を知ることができる。
一方で、特集の構成、ストーリーの展開上、記事中の質問項目、登場人物の発言の使い方、どうしても「iPSの失敗」という “結論あり” からの入りに偏重しているため、両輪から検証するというプロセスは今回は取られなかった。特集中、ネガティブ要素に注目する場面が多く、ニュートラルなヒトがご自身で考えるのに不足する情報を置くのに1000文字がいつも足りず苦心しました。(長文失礼しました)
最初からニュートラルで議論して喜ぶのは業界人に偏るのかもしれない。NewsPicks も最後まで姿勢を崩さず走りきったのは、多くの人の関心を呼ぶためとも思う、大変勇気が必要なことで他のメディアになかったその機能はあったと思う。
この方式が良かったのかは、私にはわかりません。
ただ、ひとつ嬉しかったのはこんな情報の流れの中でも、記事中のプロコンをしっかり拾ってコメントされている方が何人もいた事、判断できない場合は冷静に増長しない態度をとっていらした方、きっとネガティブな思いを持っているであろうけど、感情論には落とし込まずこの場に議論の材料となる質の高い情報を落としていってくださった方、がいたこと。
この特集はコメント欄から独立させては成り立たない、そう強く感じます。また、1ニュースに1コメント1000文字というのはNewsPicksの発明だと再認識した。どんな立場の人も、その後の不毛な水掛け論や揚げ足とりを避けて、1000文字以内に思いを込めて発信することができる。リプライ機能がないのが場の健全性を醸成していました。
最後に、みなさんが両輪で考えるための質の高い情報を1つご紹介させて頂きたい。
中辻先生も記事中で高く評価した、高橋淳先生のコメントは、一流の科学者視点からの忖度のない分析とコメントです。
是非参考にして頂き、これからも幹細胞研究・再生医療ともに興味をもって貰えればと思いました。
https://twitter.com/juntakajun特集を通しで読んできました。なぜ専門外の自分がここまで興味を惹かれたのか、考えてみました。
それは今回の特集が、読み手にとってのテーマの映し鏡だったから。
ある人にとっては個人間の軋轢、またある人にとっては組織力学に照準があたったことでしょう。
例えば僕であれば社会システムのデザインについて。個人のこと、組織のことを超えて、国全体の意思決定システムがiPSのケースのような問題を抱えており、それが諸外国との競争力の格差に繋がっていることを深く考えるきっかけになりました。組織と組織を繋いでいく人の役割がどうあるべきかについても思いを馳せました。
何をもって「iPSの失敗」とするのか、僕にはまだよく分かりません。
他の方も指摘されている通り、人にスポットライトを当てたインタビューの特性上、どうしても人間関係などのエモーショナルな側面で「うまくいかなかったこと」が切り取られがちという側面があるかもしれません。数値的な検証が十分なのかといえば、この特集の中だけでは難しかったでしょう。
とはいえ本当に「失敗」となるのは、人々が興味を失い忘れ去られてしまった時なのでしょうね。
そういう意味ではまだ失敗ではなく、大事なのはここから個々人が何を感じ、それぞれの立場で大きな絵をもう一度どう描いていくか、どう連携しなおしていくのか、ということだと強く思います。未来ある次の世代のために。
iPSという、誰もが聞いたことのあるキーワードの背景には何があるのか…概念、歴史、活用例、関係者とその立場について多くの学びを得ることができました。また、Pickerの方々のコメントによりさらに多様な考えに触れることができました。難しいテーマを通して考える機会を作ってくれた取材班のみなさまに感謝申し上げます。再生医療まわりが何かおかしい。行政も含めて、何かが動こうとしている。そんなカンのようなものからポツリポツリと話を聞き始め、最終的にiPSに集約されていったのが今回の特集です。
「iPS細胞は宝の山だった。しかし、日本は使い方を間違えた」という八代さんの指摘が心に残りました。そして、これはiPSに限らず、あらゆる産業やテーマで繰り返されてきた問題でもあると思います。
この特集はここでいったん終わります。コメント欄を通じて様々な見方や意見があることをあらためて学びつつ、かつてない緊張感の中で1週間を過ごしました。おつきあいいただきありがとうございました。