「就職氷河期」の弊害、どうしたらいい? 塩村文夏議員の寄稿に | 西田亮介さんがご意見募集 | 西田亮介 | 毎日新聞「政治プレミア」
コメント
注目のコメント
塩村議員が何を主張したのか、有料記事なので見えない。
一方「"就職氷河期世代"の諸問題を解決するためにどのような対策が必要だと考えますか?」の問いについて回答すると・・
まず、"就職氷河期世代"の諸問題って何?というのがある。
【過去から未来へと積み上げていく日本という国家観から見た問題】
・問題:85~05年頃の有権者が誤った政治を選択し続けたため経済が没落していった。
・課題:誤った政治を糺すための英知が必要となる。
・対策1:1980年頃から2005年頃までの有権者が猛省し、何を誤ったのか、自ら認識するようにする。
・対策2:政府が誤った経済政策を実行できないように、法律を定める(最低でも財政法の改定)。
【団塊ジュニアの婚姻・出産数が激減し、少子化に拍車が掛かった問題】
・問題:人口維持を担うべき団塊ジュニアが就職する際、失政によりデフレが発生。そのために経済的な困窮を主因として団塊ジュニアの未婚率が著しく上昇。それに伴い、出生数が激減していった。
・課題:婚姻適齢期、出産適齢期にある年齢層の国民が新たに就職する際の給料の大幅上昇と、未来に向かって給料が上昇していく【希望】を持つ経済構造にしなければならない(デフレ脱却)。
・ 対策1:大胆な国債発行による積極財政で実態経済貨幣を供給する事でデフレを脱却する。
・ 対策2:デフレ深刻化に関わる専門家や有識者や人材派遣会社会長を糾弾し、全員政府関係の委員等からクビ。
【就職氷河期世代が就職に苦しんだ事で、世代間の不平等が生じている問題】
・問題:就職氷河期世代の国民は失政により、就労先の機会や選択肢が奪われ、本来の経済状況であれば得られていた経済的な利益を棄損されてしまった。現在に至るまでストック形成がなされず、そのため高賃金な職業への転職も困難となっているため、豊かな生活を送れる可能性が他世代と比べて困難で、老後についても高いリスクを負っている。
・課題:発生してしまった時間は戻らないので、老後のリスク低減施策は政府の責任として手厚く実施しなければならない。一方、チャレンジした事があれば、政府の支援により実施可能にするような機会を増やす事が必要。
・対策1:就職氷河期特例年金制度の実施(政府支出をベース)。
・対策2:「再チャレンジプログラム」でベンチャー起業支援等を手厚く行う。仕事上、非正規雇用や引きこもりの方々と接する機会があるため、その経験範囲内でですが、コメントさせていただきます。
【課題】
■就職氷河期に、多数の不採用通知を受け取ったことによる自己否定感が強いこと(自分が社会に必要とされていない)。
■何とか就労できたが、理不尽な職場環境に精神的ダメージを受けた。
→上記より、社会に対して『自分が活躍できる居場所がない』ことによる、強い自己否定感が生じていることが課題。
【対策】
非正規雇用者と引きこもりは分けて考えることが大切。
■非正規雇用者:正規雇用者と非正規雇用者の垣根をなくす。
→労働法の見直し。
■引きこもり:社会の中で居場所を持てるサポートを行い、そこから段階的に就労に繋げていく。何かしらのスキルを持った方には、在宅ワークを許可している企業とのマッチングを行う。
→就労経験無い引きこもり歴の長い方には、いきなり就労ではなく、地域の中でボランティア団体に入るなど、ノルマのない環境で、自分に合った居場所と活躍の場を持ち、その中で自分が必要とされていることを実感できることを第一目標とする(自己否定感の緩和と主体性の確保)。
→ある程度社会性習得や対人に慣れて、自己否定感が緩和された段階で、当人が何をしたいかヒアリングし、必要なスキル習得の訓練や企業とのマッチングなど、当人が希望する就労先を寄り添いながら紹介する。
国のお金は、引きこもりへのアウトリーチ団体(または保険者)、ボランティア受け入れ団体、ボランティア活動時間を最低労働賃金に換算し、取り組んだ当人に支給というのはいかがでしょうか?西田亮介さん @Ryosuke_Nishida「読者の皆さんは就職氷河期世代の諸問題を解決するためにどのような対策が必要だと考えますか? 就職氷河期世代支援プログラムについてどうしたらいいと思いますか?」。意見を募る。