70歳まで就労、安倍首相が法案提出を表明!年金や社会保障も見直し!「人生100年時代の到来を踏まえて」
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注目のコメント
個人的に、VUCAワールドに立ち向かっていく対処方としても、個人の生き方の多様性に対応していく準備は、国家としても必要だし、基本的には良いことだと思っているのですが、
一方で社会保険の設計の一つの趣旨として、国民みんなで、違いに助け合うセーフティネットとしての位置付けもあると思うので、こういった切り口での法案改正については、様々な視点を考慮すると、賛否両論あるでしょうね。
特に未来に対する様々な見方や思惑が、政治的な対立や議論をあぶり出すような気がしています。
ただ人生100年時代は、過去からとは違う形になることは明らかで、確実に避けられない時代の流れでもあるので、
不確実性に対しても、みんなで思いやりを持って向き合って行ければ良いなと思います。希望的観測なコメントになってしまうのかもしれませんが・・・年金は、老齢になることで働けず、経済的な困窮するリスクに対する社会保険です。
つまり、歳をとって働けなるという保険事故に対する現金給付。
だから、健康寿命が延びて、歳をとっても働ける心身状態の人が増えているならばとうぜん、その保険事故の認定基準は変えて然るべき。
年金受給年齢まで働いて、その後は心身は健康だけど遊んで暮らしたい、とかいう感覚なのだとしたら、そもそも社会保険の趣旨とズレている。。。下記内閣府のHPから抜粋してみました。
「働けるうちはいつまでも」働きたい高齢者が約4割
現在仕事をしている高齢者の約4割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答。70歳くらいまでもしくはそれ以上との回答と合計すれば、約8割が高齢期にも高い就業意欲を持っている
働けるうちはいつまでも働きたい、と思うひとがいるのはなぜか。
所得の低さや仕事=生きがい、人生という価値観を持っている、など理由は人それぞれいろいろあるんじゃないかなと思います。
ただ現状として、希望者全員が65歳以上まで働ける企業は7割ある一方で、継続雇用者の雇用形態は「自社の正社員以外」が68.7%だそう。
これが成立することで正社員としての雇用が増える=それが非正規の時と比較した時に収入の増に繋がるのであれば悪い案ではないかと思います。
ただ、やっぱり生きていく為に必要なお金がちゃんとみんなに分配されるベーシックインカムがいいのかなとも思います。