デジタル時代の新しい行動デザインモデル「PIXループ」とは?
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現在、多くの生活者にとってSNSやスマートフォンは完全に生活の一部となっています。そのような「デジタル時代」における有効なコミュニケーション方法とはどのようなものなのでしょうか──。その問いに対する一つの答えが「PIXループ」です。PIXループの誕生には2つの視点があり、一つは、スマートフォンやSNSの普及によって、生活者の情報行動が大きく変化していることです。マスメディア以外から情報を得る機会が増え、他者とのつながりの中で得た情報を重視する生活者が年々増えています。もう一つは、多くの人が必要なモノをすでに手に入れていて、物欲や買物欲だけでは充足できていないということです。それらの変化を踏まえた新しい行動デザインモデルがPIXループなのです。
このモデルを提唱している博報堂行動デザイン研究所の所長・中川浩史と、生活者の意識と行動の調査を続けている博報堂生活総合研究所の所長代理・堀宏史に、PIXループのコンセプトや可能性について聞きました。