米圧力で方針転換 日韓、失効直前の折衝―GSOMIA:時事ドットコム
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外交の主導権を官邸が持ち、官邸に影響力を持つ経産省が主導権を持って進める「安倍外交」の一つのメルクマールと言えそうだ。外交は軍事や経済などハードとソフトのパワーが複雑な要素が絡み合う。最近は米中経済冷戦を巡って「エコノミックステートクラフト」という言葉が使われ始めた。そうした時代において、官邸が外交の主導権を握ることは結構なことと言える。
しかし、忘れるべきではないことは、今回の対韓外交は官邸が外務省の主張を退けて、経産省の主張を貫徹した結果、韓国のベタ折れという結果を挙げたと言えるが、たとえば対中外交や対ロ外交を見たとき、対韓外交ほど成果を挙げていないことだ。外務省の妥協案が悪いわけではなく、様々な選択肢の中で官邸が主導権を持ち、外交を進める環境があることが重要と言える。