[東京 22日 ロイター] - パナソニック<6752.T>の津賀一宏社長は22日、都内で会見し、中国での需要が「第4四半期(20年1─3月期)ぐらいから、少し回復してくるのではないか」と述べた。

津賀社長は、事業への影響要素として「中国の投資・消費や自動車関係の消費の落ち込みなど、構造的な要素があり、この影響が一番大きい」と述べた一方で、優良な顧客と取引している限り「それほど大きな懸念ではない」との認識を示した。

津賀社長は前日まで中国に滞在していたとし、その感想として「ムードがすごく暗いということは決してない」と指摘。パナソニックが部品や設備を販売するメーカーの「マインドは悪くない」とした。