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貿易収支、2年連続の赤字 自動車部品など対中輸出が大幅減
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中国、貿易合意順守しない可能性 2週間以内に明らかに=トランプ氏
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貿易収支1月は1兆3126億円の赤字、春節で対中輸出が前年比-6.4%
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中国への直接投資が18年に増加、米国と貿易戦争でも-ESCAP
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さらに、米国向け自動車輸出の急減も気になります。米国の自動車市場は決して悪くはないのですが、現地生産シフトなどが影響しているのかもしれません。これも、わが国生産にとってはマイナス材料です。
輸出が前月比▲1.7%、輸入が同▲2.2%となってます。
ただ、独自で輸出数量の季節調整値を計算すると、3か月ぶりのプラスに転じてるっぽいです。
アジア向けの反転の要因が大きいので、情報関連財の在庫調整終了の効果が出始めているかもしれません。
ただ一方で、ISMやPMIの結果通り、欧米向けの輸出数量指数は減少が止まってませんから、こちらが心配です。
所得収支の黒字が経常収支の黒字の多くを支える我が国で、貿易収支のこの程度の赤字・黒字は誤差の範囲内。貿易収支は黒字であれば良いというものでもありません。景気の低迷が輸入の減少に繋がっているんじゃないことを念じつつ、今後の動きに注目です (@_@。
https://newspicks.com/news/4398447
修正された本記事においては、タイトルに「原油下落で輸入減少」という文言が追加され、想像力を働かせる、あるいはマクロ統計的な視点で読めば、統計が示す数字の意味は理解できますが、ぱっと読んだだけでは理解は難しいでしょう。
他方で、ブルームバーグは、各社エコノミストの見解を合わせて報じています。タイトルも「10月貿易収支は4カ月ぶり黒字、予想下回る-輸出は11カ月連続減」と共同通信よりも、統計の意味するところを反映しようとした付けた方になっています。市場コンセンサスを下回っている点と、輸出が弱いままという重要な点がタイトルに反映されています。ぱっと黒字、というところだけみてしまうと、いいことのように思えてしまうリスクがあります。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-19/Q17A35DWRGG201
速報性を重視しつつも、客観的に理解できる報道がブルームバーグでした。一刻を争うような速報性が必要な人は、そうそういないと思いますので(必要な人はそれこそ各通信社のピコピコ通知をみているし、数字を見た上ですぐに分析を自分でできる、あるいは分析を発注できる人)、一定の早さがありながらも、適度なアナリシスや客観的なデータや図表がついている報道の方が価値が高いと感じました。
サウジはドローン攻撃を受ける前の水準まで供給量を戻しているとは言え、価格を支えるためのさらなる減産合意には大きなハードルがありそうです。
この件に関し、一つ論考を書きたい所。