ヤフーとＬＩＮＥ 経営統合で基本合意と正式発表
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昨今ヤフーの成長性が疑問視されてきた声があるなか、川邊社長の強力なイニシアチブの元、株主のくみかえ、PayPayへの投資、新しいモールとフリマの創設、ZOZOと不退転の覚悟で未来に向けた投資と判断をおこない、Z HOLDINGSとして新しい価値を生み出す努力をしています。そして、ついに本日LINEとの経営統合について基本合意ができました。本当にこれからが楽しみです。そしてこれからが本番なのでかんばります。関係者のみなさん、本当におつかれさまでした。
しかし、とにかく大変な1年でした。2019年を絶対忘れない！まだ終わってないけどね。考えうる中で最強の打ち手。おそらく実質3ヶ月ほどでここまで漕ぎ着けたと思うが、ZOZOもやりつつということでコーポレート部門の強さが際立っていますね！どちらも上場会社なのでリーガルやら監査法人やらふむべきステップが超絶重い… 中国以外のアジアではスーパーアプリの勝負は付いていないので、SVFの後押しも合わせて一気に攻めるのだろう。日本発でアジア制覇となるか。「WOW+！」に期待です。
ZHD(ヤフー)とLINEの統合。取り急ぎ、ざっと見ただけなので、かなり雑い分析なので、間違ってて、後で変更するかもですが(笑) 取り急ぎまとめました。孫さんウォッチャーとして、孫さんの意図から考えました(笑) 孫さん的にはシンプルで投資会社として儲かるか否か。
元々
ソフトバンクGはソフトバンクKKの63%を保有。ソフトバンクKKはZHDの44.6%を保有。ざっくり8900億円。
LINE株TOBにかかる金額。LINE時価総額1.3兆円の27.4%。この半分で1700億円。
LINE事業を新持株会社が28億株で株式交換。今のZHDの総発行株数が48億株なので、新しくネイバーと作るJVは67%を保有することに。ソフトバンクKKはその半分強の33.4%を保有。ZHDとLINEの現在の時価総額の合計は3.2兆円なのでソフトバンクKK持ち分は1.06兆円強。
なので元々ソフトバンクKKが持っていた株主価値は8900億円、LINE株TOB費用1700億円を合わせると1.06兆円。なので株主価値的には同じ。合併することによって特にPay事業で巨額の赤字を掘りまくっていたのが無くなると確実にアップサイド。その他の事業連携や海外展開でのアップサイドももちろん見込める。投資家視点で考えるとプラスしかない。
更にソフトバンクG、ソフトバンクKKの連結の観点からみても(この辺は専門ではないので不確か) 売上げは両社合算かなりの増加。利益もPayの赤字がなくなる分かなりのプラス。
今回の合併は投資家、孫正義の視点からみると極めてシンプルだなと思いました。以上、孫さんウォッチャーでしたw
