【侍ジャパン】韓国撃破の理由は「采配」にあり
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采配で決まる「試合」は少ない。実は現場ではよく聞かれることです。投手交代などは直接関係すると感じることもありますが、監督などの立場からすると、それが効果かどうか、結果が出るまでわからないという心理があるのだと思います。そんな中、昨日の試合はまさに「采配」が大きく影響をあたえたと思います。
五輪に向けてとてもポジティブな要素だったな、と。稲葉さんはとても好きですが、ベンチワークで勝ったという記事に関しては正直違和感。スタメンバッテリーも含めて采配だと思うんだけどなぁ。自らの采配ミス(コンディションの良くない山口を先発マウンドに送った)を自ら取り戻した(初回で代えた)ということかと思います。稲葉さんのとった行動は、勝利への最低条件を整えただけです。後続のピッチャーがよく抑え、打線もよくあの展開で追いつき追い越した。ベンチを勝因の1つという見方も出来なくはないけど、最大の勝因とは言い難い。そもそも勝因なんて複雑に絡みあっていて、どれを最大なんてことは言えないと思う。
ある人は、直後の鈴木誠也のタイムリーだと言い、ある人は山田哲人の逆転3ランだと言い、またある人は浅村の追加点だよと言い、あるいは、後ろ3枚が磐石過ぎて、7回以降は韓国に焦りがあったという人もいるかも知れない。どれを最大と言うつもりはありません。とにかく優勝おめでとう！とただそれだけを言いたいです。稲葉監督の采配で勝ったという結論は違和感を感じます。そもそも山口を先発に指名した時点で間違いだったと思いますね。ずっとコンディショニング悪かったですからね。上向きではない事はわかっていたはず。分かっていなければ何を観ているのか？ということになってしまいますしね。コンディショニング悪い選手を使っていては勝てません。ただ初回で見切りをつけたのは良かったというか、よく決断したなという印象。決勝ではないが、どうしても一点取らなければならない場面で無策でノーアウトのランナーを生かせなかったことも1度では無かった。やはり監督としての経験値が足りないと感じました。連打を浴びても動きが遅いし、短期決戦は監督の力量の差が結果に出やすいと思います。もう少し楽に勝てたな、という印象ですね。とにかく全ての試合の検証を行って欲しいと思います。
