中国で拘束の北大教授解放、帰国 健康問題なし、菅氏が発表
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一般の皆さんも中国への入国は暫く避けた方が良いと思います。この北大教授はそもそも中国政府から招待される形で中国に渡り指定のホテルに入ったところで逮捕・拘束されました。この方を含めて14人が拉致されており、13人はまだ拘留されたままだと聞いています。しかも比較的、親中的な人が多いと聞きますので、将来の交渉のカードに使うために拉致しやすい人を捕まえているように見えます。
このような非道なやり方への対応策としては、目には目をという事で、中国人を捕まえて、人質交換というのが国際社会での一般的手法ですが、スパイ防止法がない日本においては簡単にそれが出来ません。罪を捏造して逮捕するわけにはいきませんので。
余談ですが、ファーウエイの女性CFOがカナダで逮捕された後、米国に移送されるのを防ぐために、中国内でカナダ人が拘留され、交渉材料とされている事をご存知の方もいると思いますが、まさにそれが人質交換の交渉ですね。さらに余談ですがもし女性CFOが米国に移送されて中国にとって都合の悪い供述をすると、その後釈放されたとしても、彼女は中国共産党によって暗殺もしくは死刑となる可能性があり、それを恐れて口を割らない可能性が高いので、そんなときは司法取引をします。何かというと、釈放時には名前、国籍、パスポート等が用意されて全く別人として残りの人生を送る事を保証してくれるのです。映画の世界みたいですが、本当の世界でもこんな事がされてるんですよね。とりあえず本当に良かった。
しかし気になるのは、中国当局が解放した理由について菅官房長官が「政府としては具体的には承知していない」と述べたことだ。「政府としてありとあらゆる機会に中国側に働きかけてきた」とも述べているにも関わらずだ。日本政府は本当に知らないのか。それとも中国共産党に気を使っているのか。後者だとしたら大問題だ。
とにかく教授には記者会見で中国共産党の不当性をはっきり述べてほしいと思う。