空き家問題、知ってますか?買取予約「2000億円規模」市場の秘密
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空き家の「情報」が流通すれば新しい経済圏ができるという記事。ですが、よくある「業界を外側から考察した」内容です。
空き家問題の根源は、人口減少や新築依存している不動産・建築業界の商売のあり方だけではありません。
例えばご家族がいる方で「中古物件をリノベーションした方がお得」と考える方が増えましたが、もし希望のエリア(子供の学校区など)でボロボロの格安物件に出会えたとしましょう。
ここで大きく2パターン。
①不動産仲介業者がノリノリ
→「リノベーションに多く予算使えるから、理想の家にできますね!」となってもそこから先の話は、設計事務所・工務店・仲介業者の間を行ったり来たりしないと、正確な住宅ローンの金額さえ決まりません。
②不動産仲介業者が後ろ向き
→販売価格が安いために仲介手数料も安い
→建築の知識が無いので、オススメしづらい
①において、知識の乏しい一般消費者が不動産、建築、デザイン、ローンなどの関連専門家をディレクションするのは困難です。
このような構図は住宅でなくても起きやすいので、中古物件が放置されやすい世の中になっています。