[シンガポール/北京 8日 ロイター] - 中国税関総署のデータによると、10月の同国の原油輸入は前年同月比11.5%増の4551万トン(日量1072万バレル)となり、過去最高を記録した。新しい製油所の稼動が需要を押し上げたほか、精製マージンが安定する中で小規模な工場も稼働ペースを維持した。9月の輸入は日量1004万バレルだった。

1─10月の原油輸入は4億1455万トン(日量995万バレル)で、前年同期比10.5%増加した。

10月の天然ガス輸入は前年同月比10.6%減少し、652万トンとなった。これまでにロイターが記録している中国税関総署のデータに基づけば、天然ガス輸入が減少するのは2016年11月以来。9月は821万トンだった。

1─10月の天然ガス輸入は前年同期比7.9%増の7771万トン。