[パリ 7日 ロイター] - 欧州航空・防衛最大手エアバス<AIR.PA>によると、10月の受注機数は415機だった。旅客機「737MAX」の運行停止問題が痛手となっているライバルの米ボーイング<BA.N>に対するリードが広がった。

エアバスの1─10月の累計受注機数は718機で、キャンセル分を除いた純受注機数は542機となった。同社は先週、インドの格安航空会社インディゴから、1社から受注した契約としては過去最大の300機を受注したと発表した。

一方、ボーイングの1─9月の累計受注機数は170機で、純受注機数は54機だった。

エアバスは先週、年間目標納入機数を2─3%下方修正して860機とした。1─10月の納入機数は648機だった。